2008年07月10日
サミットと 滋賀の森林
ご無沙汰して すみません。
なんだか イベントが続き やっと落ち着いて
少し「プチ 燃え尽き症候群」になっている 澤田J子でございます。
洞爺湖サミットが終わりましたね。 いかが思われましたか?
マスコミでは、色々 ダメだしされる方も多いようですが
しばらく前から 環境や地元の森林や山の方々のことに
ちょこっとだけ かかわってきて
サミットに向けて 出てきた提言や政策は 私たちにとって
けして 悪い方向ではないと思っています。
急がねばなりませんが、急に変わると 歪がでますからね。
ただ、途上国の気持ち ちょっと わかります。
私たちのおかれている状況と 重ねあわせてしまいました。
その上で せめて滋賀県の方々には
「よその国の植林の心配してるどころじゃ ないですぜぇ」と
もっと 声を大きくして 伝えなければと思いました。
それは、直接・間接に 身近な滋賀の森林に接している
私たちの役目です。
確実に、温暖化や大気汚染の影響が 滋賀の山にも出てきました。
サミットは、地球規模の話でしたが
同時に 地域から みんなで 変えることが 今
求められています。
そうそう
日経ホームビルダーという本に
建て主408人のホンネ 国産材への意識が高まる
という記事で
「スギなどの国産材を使いたいですか?」という問いに
使いたい 44.9% 使いたくない 3.4% わからない54.7%
というアンケート結果が載っていました。
理由・・・
・ ほかの国の資源を使うことにためらいがある。
自分の国で使うものだから少し高くてもしかたがない。
・ 一口に「国産」だからといって よいと決まっているわけではないが
その土地にあった材料があるから。風土に合って耐久性に優れているから。
・ 外国産であれば むやみに木を切り倒して輸入してしまう
可能性が高いので 国産を計画的に植林も含めて
調整しながらやっている会社に頼みたい。
等々
しばらく 前とは ずいぶん 国民のみなさんの意識も変わりました。
ありがたいことです。
もちろん
・ 値段があえば使いたい
という意見もありますが
・ 国産品を愛用して 日本の森林保護に寄与したいから
などという 泣ける意見もあります。
私たちも もっと がばらなくっちゃね。
きっと ちゃんと 伝えて 真摯に行動すれば
地域の皆さんは 力をかして くださると思います。
意味があるような ないような写真ですが・・・。
やっぱり 原因は何にしろ この時期に 枯れてる木を見るのは
つらいです。
2008年06月15日
嘆きの一言・・・聞いてください^^;
先にお礼を一言!
事務局さん「たかとりふれあいまつり」をCMしていただきありがとうございました。
お蔭様で今年はお天気にも恵まれ大勢(約1500名程度)のお客様にお越しいただき、盛大のうちに終了することができました

で、今日は私の嘆きを書かして下さい。
それは「鹿」による「皮剥」・「食害」の被害です。皆さん現状をご存知でしょうか?
僕は最近すごく空しくなって、皆さんに現状を聞いてほしかったのです。
それでは先ず「皮剥」です。

そんでもって「食害」・・・
で、対策してもこんな状態・・・
結果、
少し長くなるかもしれませんが聞いてやって下さい

この山は多賀町のとある奥山です。
禿山に見える部分の面積はナント約10haもあります。(でも伐採後植林していわけではありません。一度は植林し、補植もし、またその内約5haは「食害防止ネット」を施すなどの対策をしたのですがこの有様です

この元の林は、私たちの先人が林道も整備されていないような昔に片道3~4時間もかけ苦労して育て上げた80~100年超のヒノキ林でした。林業に携わっている者からすればとても素晴らしい木々でした。
しかし、10年ほど前から「皮剥」被害が顕著に見受けられるようになりました。
皆さんご存知のように、「木」は幹周り全ての皮を剥がれれば水分や養分の道を断ち切られ、そのまま立ち枯れて行くしかないのです
実際、この山の尾根先の30年生の杉の木約1000本は全て「皮剥ぎ被害」で立ち枯れし、今では枝葉のない鉛筆状態で立っています。この100年生のヒノキ林を皮剥ぎで同じ運命にする訳にもいかず、約5年かけて伐採・搬出し再造林したのですが結果がこれです

私はこの現場に行き、この禿山状態の写真を撮るとき何故か涙が溢れてきました。
込み上げてきたものが何だったのか今でもよく分かりませんが、「手やお金を掛けたのに・・・」という悔しさとか、「獣害」に対する怒りとかではなく、どちらかと言えば「寂しさ」みたいなものでした。
私たちは、治山・治水の意味からもどんな形でもいいので、早急に何とか森林に戻したいのですが、再造林地ではなかなか雑木等の萌芽も期待できないし、かと言って人の手で何とかするとなると資金も必要となってきます。
今の「林業経営」ではとてもそんな余力は残っていません!かと言って、時間的にも猶予はありません。
ホント八方塞りってとこです

是非こんな現状を打破できる妙案があれば皆さん教えてください!
誰が悪い・・・何が悪い・・・なんて「何か」のせいにする次元の低い問題ではないような気がします。やはり大自然にはバランスがとても大切で、偏ればそれを修正しようとする力が働いて不要なものは淘汰されていくのでしょう?!
自然界から人間が淘汰されないよう何かを修正する時期が来ているのかも知れませんね

最後にお口直しに「ささゆり」の群生を・・・(場所は言えませんが・・・) いい香り届いたでしょうか???

