2009年02月10日

売る と いう事

事務局員 澤田J

今日は、個人的な思いを 少し。


「森に還す」が みんなの思いです。

「還す」 形には 色々ありますが 今日は 現実的に
森林や 地域を具体的に元気にしてくれる 「お金」を還すことの中の
物を「売る」ことについて 今の私たちに参考になるかな と思われる
サイトがあったので 後ほど 紹介したいと思います。

林業は いままで 育てることが中心で やっと 木が育ちかけ
「売る」という事に 本格的に取組む時期にきています。

また 協議会のメンバーも 「ものをつくる」人がほとんどで
しかも 地元の木が今まで 出てこなかったので 
原木から 製品にする事が初めての方もいらっしゃるかも
しれません。

こんなに物があふれていて 景気の悪い時期に 私たちは
「日本の資源を使って 何かを創って 売る」 と いう事をしようとしている訳です。

ずっと その商売をしてきた企業でさえ 売れないのにです。

そんな中で 今 私たちのワーキングで kikitoペーパーの試作をはじめています。

間伐材や製材時の端材を 紙にして 広く薄く 地域の皆さんにご協力頂いて
びわ湖の森を元気にする為に「森にお金を還す」という取組です。

しかし 現実を知って ショックでした。
今 インドネシアからのコピー用紙が 安く入っていて 日本の製紙業界も
大変らしいのです。紙までも・・・と いう感じです。

インドネシアといえば、今だ 違法伐採がされていると聞きます。
森林破壊が 問題になって 原木の輸入は少なくなりましたが
ベニヤ板や 先ほどのコピー用紙のように 現地で仕事を生むと
いう事もあって 製品となって 安く輸入されているようです。

わが事を振り返ると つい 安い方を買ってしまいがちですが
その事で 日本の製造業に元気がなくなり 雇用も減り 
税金も少なくなり・・・と いう状況になるのですね。

更に その安いコピー用紙に価格を合わせようとすると 結局
びわ湖の森を守って頂いている方に しわ寄せが行き 
また 今までと同じように 国土の要の山河が守れないという
事態が続くわけです。

知らなかったとはいえ その 「つい」が よその国で森林破壊に手を貸し
日本の森林を守る行動に ブレーキをかけていたなんて・・・。 

物を 消して 費やす 人 である私が 消費者という立場になると
一番えらいとされている事は やっぱり おかしいです。

作って売る立場になると そうも言っていられなくて
「お客様は 神様です」と いうことになるのですが・・・

「三方よし」 これは 私たちの地域に根付いている 
「売り手よし  買い手よし  世間よし」 の近江商人の伝承ですが

「買い手よし」 = 「消費者ニーズ」 = 「低価格」 と とらえると
他のバランスが 崩れるのが 昨今の経済状況を見て
学ばれた方も多いのではないでしょうか。


さて やっと 本題ですが そんな状況も踏まえ ちょっと軽め(笑)で
宣伝も入っていますが  売ることにたけていない私たちだからこそ
目からウロコが 落ちやすいかも という内容です。

あくまで 参考です。何事も鵜呑みにしてはいけません( 笑 )
よろしかったら クリックして あちらこちらを ご覧下さい。

「売り方」開発、してますか?

「売り方」開発の基本原則

面白かった考えが この下。
びわ湖の森 水源 環境 CO2  トレーサビリティ 顔が見える 職人 歴史 等々
プロデュースする人にとっては 何か見つけられるかもしれない。
お酒もおいしいし・・・。ちよっと 「三方よし」に 通じるものもある気がしなくもない。

お金のないところは 知恵をしぼれ という参考に・・・

成功報酬型販売代行セールスレップ

値段のつけ方

以上 ずーっと バタバタしていて ブログを更新できなかったので
かなり 長くなって申し訳ないことでした。  


Posted by kikito at 23:37Comments(2)俺の話を聞いてくれ